便の調子が悪い方もいるでしょう。残尿感だけでなく、残便感というものもあります。
日頃から便秘で悩んでいる・・・。
なかなか出ない・・・。
便秘はしないんだけど下痢ばかりしてしまう・・・。
こんな人は明らかに体調が悪くなっています。便秘と下痢についての知識を身につけておきましょう。
正しい便通の姿
便通は1日1回が理想的です。毎日便通があるのは健康な証拠です。しかしそれも人によって異なってきます。
2~3日に1回くらいの便通も正常の範囲内といえるでしょう。少しやわらかいくらいの軟便は、まだまだ正常の範囲内です。
こうなったら便秘
それが1週間に一度となると、間違いなく便秘の判定がくだされます。原因不明の便秘と、原因がはっきりわかっている便秘の2種類があると言われています。
病気になりやすいので、便秘になってしまう人は日常的に便通をつけるくせをつけることが大事です。
野菜をしっかり食べることが絶対条件
その他には食事が大切です。食物繊維をたっぷりとることが必要です。食物繊維は胃袋の中で分解されにくく便をやわらかくする機能があります。
普段から野菜を取っていない人は便秘になりやすいです。できるだけ加工された食品でなく、生の野菜を食べることが重要です。
運動不足も便秘に悪い影響を与えます。運動することによって腸の蠕動運動が活発になります。運動しない人は腸に刺激が加わるないので便秘になりやすいです。この運動も激しくしすぎないことが重要です。
処方薬信仰を捨てる
処方薬の飲みすぎも便通には悪影響を与えます。医師の中でも処方薬を使って便秘を治そうとする方がいますが、実は好ましい事ではありません。
むしろ、処方薬を使いすぎることによって便秘が悪化してしまうことだってあります。できるだけ処方薬に頼らない生活を心がけることが大事です。どんな薬だって副作用があるのですから。
便秘と正反対な下痢だけど根は一緒
便秘と正反対のものに思える下痢。実は便秘の裏返しなだけであり、腸の状態が悪くなっていることは否めません。
下痢自体は、体の正常な反応の場合もあります。体に悪いものを食べた場合早いうちに体の外に毒物を排出しようと下痢になることがあります。
急に起こる急性の下痢と、日常的に現れる慢性的な下痢の2種類があります。どちらかというと急性の下痢のほうが軽く、慢性の下痢のほうが症状は重いです。下痢になってしまうのは腸の状態が悪い証拠です。
大腸の調子が悪くておこる下痢は便の量が少なく、水分量が多いです。回数が多いのでいくらトイレに行ってもすっきりしない残便感に悩まされてしまうこともあります。
ストレスで起こる
ストレスが大きな影響を与えていることも指摘されています。検査したり手術したりして解決するものではありません。
ストレスだらけの日本社会に、ついて回る厄介な病です。普段からストレスを溜め込んでいると過敏性腸症候群といって、慢性的に腸の調子が悪くなります。
よく休んだり、リラックスすることを心がけましょう。病は気からというのは本当ですね。
体に悪いものを食べないことが重要です。食品添加物のたっぷり入ったものや、アルコールなどもよくありません。下痢でも便秘でも腸の調子が悪くなっていることに変わりはありません。似たようなものなのです。
というわけで大腸と小腸の調子をよくすることが必要です。便秘薬に頼って出さないものを無理やり出そうというのではいつまでたっても治りません。
たまっているものを無理やり出そうとするのではなく、腸の状態をよくするように心がけること。
そのためには既読正しい生活にストレスをためこみすぎないこと。体に悪いものを食べない睡眠時間をしっかり取りたっぷり眠ること。このような当たり前すぎる生活習慣が大切になってくるのです。