ツボを押すことで病気が治るというわけではありません。それでも、ツボを押すことには意味があります。それは血行をよくすること。血のめぐりをよくすることが目的なのです。
血のめぐりの悪いところから
血液の悪いところから病気になると言われています。ツボを押すことによって、血液の流れがよくなると、老廃物・不要物・有害物質が外に出せます。新陳代謝がよくなることは、尿もれ対策として有効なのです。
この血のめぐりのことをわかってない人もいます。西洋医学だけを学んだ人は、血のめぐりについての重要性もわかっていません。検査をしても血のめぐりのことについてはわかりません。現代医学なんてそんなものです。
薬に頼らない
尿もれになると、泌尿器科や婦人科に行って処方薬をもらう方もいるでしょう。確かに、一時的にはよくなるかもしれません。しかし、薬の効果は一時的なものです。
ほとんどの薬は神経を麻痺させることによって、痛みや症状を和らげているだけです。女性の尿もれ対策の場合には、子宮周辺の活発に働いてしまう神経を麻痺させて動かなくすることなのです。
その時ばかりは尿もれが止まるかもしれませんが、今度は思ったように尿が出せなくなったり、他の副作用に悩まされることになります。これではいつまでたっても改善しませんよね。血のめぐりのことをわかっていないのです。
血のめぐりの重要性がわかっていれば、薬を使って神経を麻痺させるようなことは逆効果なのがわかります。神経の働きが悪くなってしまい、子宮や膀胱周辺の筋肉が、思い通りに動かせなくなってしまうからです。
塩分をしっかりとる
最近では、減塩ブームというものがあります。これは大変危険です。というのも人間の神経を働かせるためにはナトリウムが必要だからです。
塩分を取ることによって体が悪くなるというのは、おかしな話です。日本では昔から塩をたっぷりとっていました。山間部に行けば行くほど使用の消費量が多くなるのは、海から遠いので、塩の補給がしにくいからです。
そのため、味つけも濃くなります。ナトリウムをちゃんと取らないと肌が悪くなったり、目が悪くなったりするともいわれています。それくらい神経を働かせるためには重要なのです。テレビに出てくる、無責任な医師の言うことよりも、塩をちゃんととるという当たり前の生活を思い出したいものです。
温める
ツボ氏は血液の流れをよくすることが目的ですが、血液の流れをよくするためには、体を温めることが重要です。体温が高い人ほど、血のめぐりが良くなっています。低体温の方も最近には増えていますが、健康によくありません。
血のめぐりが悪くなっている証拠です。しっかり運動すること。地面に埋まっているタイプの野菜を取ることが重要です。ニンジンやイモ類は体を温めてくれます。コンビニ弁当や外食などにかける食費も抑えたほうがいいでしょう。栄養が少ないので体が冷えてきます。
電磁調理を避ける
それとともに、あまり指摘されていないのは電磁調理です。電磁調理器や電子レンジなどはあまり使わないほうがいいでしょう。これらのタイプの調理器具を使うと、病気はなかなか改善しないと言われています。
食品の外から熱を加えて温めるわけではなく、食品に含まれている水分を振動させて熱を作り出しているものだからです。
これらのものを食べても熱になりません。体温が上がらなくなり、血のめぐりが悪くなる。その結果、膀胱や子宮周辺の血流の流れが悪くなり、尿もれに悩んでしまうということです。これらの文明の利器も確かに便利ですがデメリットもつきまといます。
ツボを押す目的は血のめぐりをよくすること。血のめぐりが良くなってくれば、体の機能も改善してきます。ツボを押すだけで病気がよくなると考えるのではなく、血のめぐりをよくすることが目的と考えること。そして、血のめぐりをよくするような生活を心がけること。原因不明の尿もれには、すごく重要な事項です。