病気が原因ではないのですが、他人が家にお呼ばれした時乗り物に乗ったとき旅行に行った時など、わけもなくトイレに行きたくなることってありますよね。
それも1回や2回ではなく、1時間に何回も行きたくなったりすることもあります。このような突然の環境の変化により、頻尿気味になるような尿トラブルは意外とあります。
病院にいっても無駄
旅行に出かけた際や他人の家に上がった時に、トイレに行きたくなるのは緊張が原因です。環境が変わって、強いストレスがかかったために、膀胱周辺の筋肉や神経の働きが一時的に活発になってしまうのです。
しかも、「トイレに自由にいけない」と心配すればするほどトイレに行きたくなるもの。「トイレのことなんて考えていない」と考えているうちはトイレのことを考えているからです。
書店にいってトイレに行きたくなる人もいますが、これも心理的な部分に問題があります。紙のにおいを嗅ぐためにトイレを連想するため、という人もいます。
継続したメンタル不調で
乗り物や他人の家のお呼ばれでトイレに行きたくなることは一時的なものですが、何の問題もありません。すぐに慣れて改善します。人というのは、環境に慣れることができるので安心しましょう。
しかし、かかるストレスがあまりにも強くなれば、それが慢性的な不調となってしまいます。継続した強いストレスがかかると尿トラブルだけでなく他の病にもなってしまいます。
強いストレスによる頻尿は精神的な部分に問題がありますから病院に行って改善するようなことはありません。強いストレスがかからないような状況に身をおくしか方法はありません。
精神安定剤のような薬物で何とかしようとしても、よけいおかしくなるだけです。
ストレスフル社会
現代社会ではストレスのかかりやすい状況があります。デスクワークばかりで体を使わなかったり、正社員や派遣社員との格差、人の目を気にしすぎたり他人の評価ばかりが気になる。
どこに行っても競争ばかりさせられる。このような状況で精神的なストレスがかからないわけがありません。誰でも尿トラブルに見舞われることあるのです。
トイレの位置確認
お出掛けに電車で乗ったとき頻尿ぎみになることはありますが、一時的なものです。
迷わないでトイレに行きましょう。その時には排尿できないかもしれません。尿がたまりトイレに行きたくなったのではなく、膀胱や尿道周辺の神経が活発に働いているからです。
その根底には、自由にトイレに行けないから心配と潜在的なものがあるのでしょう。その時にはトイレに行っても構いません。無理に行かないでいるとさらにストレスがかかってしまいます。
慣れない環境にはそのうち慣れてしまいますので、最初のうちだと思って諦めてこまめにトイレに行くようにしてください。
あまりにも緊張する時にはトイレの場所を確認しておくのもいいでしょう。いつでもトイレに行けると思っていれば安心してしまいトイレに行くことも忘れてしまうもの。
トイレにいけないと思っているからトイレに行きたくなるのです。宿題なんかいつやったってどうせ終わると思っていれば気にもならなくなり忘れてしまいますよね。
トイレなんていつでも行けると思っていれば緊張することもなくなるのです。
そのうち回復
お出掛けなどの尿トラブルははっきり言うと考えすぎが原因なのです。
いくら考えても回復することはありませんが、それが単なる心理的な問題だとわかった瞬間に急に尿トラブルが回復することもあります。「病は気から」です。
よけいなことを考えなければ大丈夫と専門家に言われれば安心するでしょう。
最もひどいのは大した問題でもないのに余計な検査を繰り返し、治療する必要もないのに無駄な薬や手術を受けさせる医師。無駄な治療をされて逆に悪くなることもありますので、心理的なものを大げさにとらえることはやめましょう。