原因もないのに具合が悪くなることなんて絶対にありません。残尿感に悩んでいる方は自分のどんな行いに問題があるのか、振り返ることが大切。

ここで注目するのはアルコール。残尿感に大きな影響を与えるので注意が必要です。もちろん悪いほうです。

大好きなお酒

毎日お酒を飲む人もいるでしょう。お酒が大好きで絶対にやめられない人もいるでしょう。ストレス解消にもなるし、なんていったっておいしい。

これほど大好きなお酒をやめるわけにはいきませんよね。しかし、お酒は健康に大きな悪影響を与えています。

アルコールを普段から摂取している人は注意です。体全体が悪くなったり老化も早まります。当然、残尿感に影響を与えます。

その他には痛風などの問題も出てきます。お酒を飲めるのはかっこいいというわけではなく、弱い体を作り出してしまうアイテムと考え直したほうがいいでしょう。

百薬の長でもない

お酒は百薬の長だと言われてきました。100歳くらいの老人がお酒を毎日飲んでいるといえば、健康にいいんだと勘違いしてしまいそうです。しかし、これくらいの老人は体も強く骨も丈夫です。生まれつき長生きできる体だったり、お酒を飲む量だってそれほど大量ではありません。

というよりもかなり少ない量で浴びるほどお酒を飲んでいるわけではありません。百薬の長といってもほんの少量で、健康に影響のないレベル。それに比べて普通の人の飲む量は明らかに多いです。溺れること酒を飲むのだから健康にいいわけがありませんよね。

腎臓を悪くする

残尿感の原因として挙げられるのが腎臓。最近では腎臓の機能が注目されています。アルコールを摂取することによって腎臓が悪くなってしまいます。その腎臓の働きはというと体の老廃物を取り除く、ろ過機能があること。

そして、もう一つ重要な機能があります。それは体の酸化を抑えるために重炭酸イオンを放出する機能。体が酸化しないように血液をアルカリ性に変化させる力があるということ。アルコールはこの腎臓の機能を弱めてしまいます。

体がどんどん酸化しやすい体になってしまいます。体の臓器全体が悪くなり、老化現象も早く進みやすいです。いくらアンチエイジングをしたとしても、アルコールを飲んでいるうちはそれほど効果も現れないでしょう。みずから体をサビさせているのですから。

血液が悪くなる

アルコールは血液が悪くなるので、体中の調子が悪くなることも。もちろん血液が悪くなれば腎臓や膀胱にも悪い影響を与えます。

思うようにおしっこが出せなくなってしまうのも、血液が悪くなっているから。体中に栄養分を運びにくくなってスムーズに臓器が動かなくなってしまいますからです。

女性も注意

最近では女性もアルコールを飲むようになってきました。女性はストレスを抱えやすく、お酒におぼれる人も多いです。

昔は男性しか鳴らなかった病でも、女性が発症していることも指摘されています。女性は男性よりも強く健康で長生きと決めつけられるわけではなく、以前の男性のような生活を女性もすれば病気になってしまうというわけです。

できることならお酒におぼれたくないものです。残尿感に悩んでいる人もアルコールには注意をしてください。お酒が大好きと言っている人は要注意です。お酒を飲んでいるのではなく、飲まれているのです。そして、病院送りになってしまったら元も子もなく、それで発症した残尿感は、手術や処方薬で治ることはありません。

アルコールなどの生活の乱れが原因なのだからそのうち止めなければいけない状況にぶち当たるでしょう。その点、お酒が飲めない人はかっこ悪いと思い悩むよりも、病気になりにくいのでお得かもしれません。