年齢を重ねれば重ねるほど残尿感で苦しむ人は増えます。一般的に30代から残尿感に苦しむ人は増え、統計としても年齢を重ねるに従って残尿感で苦しむ患者数が増えているのは明白です。

といっても、若くても残尿感に苦しんでいる人はいます。今回は10代で残尿感に苦しんでいる人の特徴を確認しましょう。

一般的には思春期でおねしょは終わり

残尿や頻尿は10代でも起こります。一般的には思春期でおねしょは終わり。思春期以降でもおねしょを止められないという人は、明らかに何か問題があります。

そして大きく注目されているのは精神的なストレス。目に見える問題でもなく、病院に行って処方薬をもらって解決することもありません。だからこそ対策は難しいです。

でもかかるストレス

日常生活でストレスのないことはありません。必ず人生自分に都合の悪いことは起こります。その程度が激しくなってしまうと処理しきれなくなり体に不具合が出てきます。自律神経の乱れが生じて体調不良を起こします。その結果としておねしょをしてしまうことも考えられます。

このようなストレスに対処することは難しいです。他人から与えられるストレスは、自分が望んでいないのにもかかわらずかかってきます。自分の行動で何とかするしかないのが基本姿勢です。

薄い人間関係

若い人人間関係にも問題があります。LINEに見られるような薄すぎる人間関係。友達のことを信用できなかったり、何を考えてるかわからなかったり、人間関係が薄くなりすぎています。

疑心暗鬼に誰もが陥って体調不良になってしまうことも。LINEの既読に一喜一憂することなど、実はばからしいことなのですが、友人の顔色をうかがって生きていかなければいけないのは大きなストレスです。

薄い家族関係

しかも家族関係も薄くなっています。親は共働き。家に帰っても親がいないという状況。これもストレスがかかってしまいます。誰にも話を聞いてもらうこともできず守ってもらっている感じもしません。

次第に精神的にもおかしくなってきます。家庭というものは、外で抱えてきたストレスを解消させてくれる温かいもののはずなのですが、そうもいきません。家に帰ってもストレスがかかるのだから24時間ストレスがかかっているということ。

どうでもいいような受験や学校

学校や受験というものだけはちゃんとこどもにやらせようと思っている人が多いです。親のミエのために、アナタのためよと正当化し、やりたくもない勉強をやらされ、内申書のために、意欲もないくせに意欲のあるフリをさせられる。自分に対して嘘をつくことを求められます。これも大きなストレスとしてかかってきます。

小学生なのにスケジュールを決めて受験学習塾に通わなければいけない。勉強しなければいけない理由を誰も教えてくれない。有名大学に入り有名な会社に入れば人生安泰な時代でもありません。

わけもわからず親や教師に勉強させられているのだからたまったものではありません。ストレスがたまりすぎて残尿感や頻尿、おねしょに結びついてしまうのも無理はありません。

処方薬はよくない

処方薬でおねしょを治すという話も出てきています。しかしこれはおすすめすることできません。処方薬には副作用があるからです。そして思春期子供はこれから成長する過程でもあるので化学物質を摂取するべきではありません。

しかも精神的なストレスが原因でおねしょをする場合には、処方薬は原因を取り除くことにはならないので無効です。

こう考えてみても薬を飲んで治るという簡単なものではない、人間の精神構造はそれほど単純なものではないことはお分かりいただけるでしょう。

生き方に無理がある

自然から離れすぎた人間の生き方に無理があると考えたほうがわかりやすいです。人間関係に気を使いすぎたり、子供なのに勉強をむやみやたらにしなければいけないなど、明らかに自然ではありません。子供に自分の理想とする生き方を親が押しつける傾向もあります。

子供に無理をさせすぎていませんか。おねしょが治らないというのは人間関係とか心理的な部分に大きな問題があるというのはうかがい知れます。

ただ一つ言えることは怒ったり叱ったりしても無駄ということ。周りの大人に問題があると考えたほうがいいでしょう。自分に問題があると受け入れられないようならあなたはまだ子供です。