何でも老化のせいにするのはよくありません。確かに、年を重ねれば病気になることもあります。尿もれだって高齢になればなるほど悩む確率は高まります。
でも若いからといって尿もれにならないとは限りません。若い人でも病気にかかる人が増えています。むしろ、若い人のほうが生活習慣が悪く、その親も生活習慣や食習慣が悪かったりするので、現在の高齢者よりも若者のほうが体が悪くなりがちです。
筋力の低下
20代でも筋力の低下によって、尿もれになることがあります。20代だから大丈夫ということではないのです。今のお年寄りは若い時に体を鍛えていました。車のようなものはありません。兵役だってやりました。若い時の育ち盛りの時に体を鍛えていたのです。
しかし、今の20代くらいの若者はどうでしょうか。寝坊で少し天気が悪かったくらいで車で学校に送って行ってもらう始末。しかも外で遊ぶ機会が減り、明らかに筋力が弱まっています。
若いときに運動したとしても高校生を卒業してから運動しなくなるので、あっという間に筋力が弱ってきます。その結果、20代を過ぎたくらいで筋力低下により骨盤底筋のコントロールができなくなってしまうのです。
睡眠不足
しかも、現代の若者は睡眠不足に陥っています。テレビや面白いものではなくなりましたが、ネットがあります。寝る寸前までインターネットを楽しめるのです。
ゲームだってやり放題。寝る時間が少なくなっているのです。高校を卒業した頃になると悪い遊びを覚えるようになります。大学に入って夜遅くまで遊ぶようなくせがついてしまった方もいるでしょう。
仕事でバリバリ働いて寝る時間も少なくなった方もいるでしょう。睡眠不足のおかげで体は回復しません。いつの間にかダメージが蓄積してしまいます。そのダメージが尿もれに大切な臓器である膀胱や腎臓にダメージを与えることもあります。
アルコール
若者に限った事ではありませんがアルコールの習慣は本当に大敵です。これほど体に悪いものはありません。
親がアルコールを飲んでいるのを、まねして小学生や中学生くらいで飲み始める人もいます。大変かわいそうなことです。アルコールの味を覚えてしまうと大変。なかなか抜け出すことができません。アルコールを飲むと神経細胞の働きが悪くなります。血液の流れも悪くなります。
膀胱や腎臓に血液が流れにくくなりコントロールすることもままならないことになります。アルコールを覚えた年齢が早いほど、ダメージが出るのが早くなります。若いからといって油断はできません。はっきり言って、一滴も飲まない方が健康にはいいです。アルコールは飲めないほうが人生、幸せになれます。
甘いもの
ストレス解消に甘いものを食べる。いい若い女性はスイーツが大好きです。このスイーツも体には悪いです。スイーツには白砂糖がたっぷり含まれています。体に悪いもの代表でアルコールと同じくらい体に悪いのです。
神経細胞の働きが悪くなり、血流が悪くなるのも同様です。確かに、甘いものを食べることは快感かもしれません。たまには食べたくなるかもしれません。補給した糖分を、頭脳労働や肉体労働で消費することも必要です。アルコールのように意識が朦朧とすることがないので、意識的にスイーツの砂糖は分解してあげましょう。
若いから、は通用しない
20代だからといって尿もれにならないといった保障はありません。悪い生活を続けていれば、年齢にかかわらず、悪い結果が出るのは目に見えています。世代が若くなればなるほどその堕落の程度も激しいです。20代で尿もれに悩んでいる方、尿もれになりたくない方、尿もれになりかかっている方はこれらのポイントを意識して改善しましょう。