「何だか、おしっこがしっかり出ない」

このような悩みを持っている方も多いでしょう。どうすれば治るのかとインターネットで調べても、明確な答えは出てきません。病院に行って医師の診断を受けて薬をもらいましょう。ご丁寧なホームページでもこのありさまです。

しかし、よくよく考えてみれば頻尿や残尿感に悩まされるということは、体の機能が著しく低下していることを意味します。ここで注目するのは腎臓とその機能を高めること。

腎臓の機能を弱めないことにより、頻尿や残尿感を改善させる期待が持てるのです。

おしっこを作ってくれる腎臓

おしっこができる場所はどこだと思いますか。それは腎臓です。血液の中にある老廃物や毒素を取り除いてくれるのが腎臓の役割です。そして腎臓から膀胱に尿が流れます。

この腎臓の機能を高めることによってスムーズな排尿ができるというわけです。医師の診察や治療も通り一遍。マニュアル的診断で、本当の原因を見ていません。わかりやすい症状に注目するだけで、根本的な原因を改善することになっていません。

腎臓で尿が作られるのだから腎臓を大切にすれば自然と頻尿や残尿感にも悩まされなくなる。これもよく考えれば当然のことです。

肉食が大敵なわけ

肉を食べるのは腎臓の機能を低下させます。それはどうしてかというと、アンモニアなどの毒物が発生しやすいからです。肉を食べれば力がつくと思ったらお間違い。むしろ、腎臓に大きな負担をかけてしまいます。肉食を続けることによって尿路結石などの問題も発生してしまいます。

膀胱炎などにもなりやすくなります。このように考えると、日本人みんな大好き肉食は避けたほうがいい、ということ。意外と知られていない事実かもしれません。

食事の量を減らすこと

食べすぎると病気になるというのは本当の話です。日本人は飽食に慣れきってしまいました。食べ過ぎているのです。腎臓に負担を食べ過ぎない生き方は、食事の量を減らすことに尽きます。食事の回数を減らしてもいいのかもしれません。

1日3食が、本当に健康なのでしょうか。物を食べない時間は内臓が回復しています。たまにはご飯を全く食べない生活もしてみるといいでしょう。意外に具合が悪くならないものです。

1日3食から2食に減らすだけで腎臓の機能も高まります。食べ物を消化している時には内臓が傷んでいるというわけです。内蔵を休ませる時間をこまめに取ってあげることが必要なのです。

食事の回数や量を減らすことによって腎臓の機能は次第に回復してきます。尿路結石や膀胱炎になりにくいということは、それだけ残尿感や頻尿に悩まされなくてもよくなるということです。

カルシウムよりマグネシウム

そして栄養分をしっかりとることが重要です。その栄養分についても牛乳などのカルシウムについてはよくありません。これは意外な事実かもしれません。

牛の乳は人の飲むものではないのです。本当に大切なものはマグネシウム。骨を丈夫にしてくれるだけでなく、体全体のあちこちにも必要になる、そんな栄養分なのです。このマグネシウムしっかり取らなければいけません。

このこのマグネシウムがたくさん含まれているのは海藻や豆類野菜などです。このようなものをしっかり食べてください。そうすると体が次第に楽になってきます。いつの間にやら頻尿や残尿感に悩まされることを少なくなるかもしれません。

なんとかなる

なかなか原因のつかみにくいと言われている頻尿・残尿感腎臓の機能を高めることが大切です。そしてマグネシウムなど意外と見過ごしがちだった栄養素も実は大切。その他にも肉食を控えたり、食べるもの減らしたり、食べる回数を減らすことによって頻尿や残尿感が軽減される可能性は十分にある、といってもいいでしょう。