おしっこの出が悪いと感じる、という人は多いのではないでしょうか。腎臓や膀胱や子宮周辺の筋肉の働きが悪いのが尿トラブルの原因とは言われてます。

その他にもっと大きな原因があります。それが糖尿病です。

糖尿病って一体何

血液中の糖分の割合が増えるのを糖尿病といいます。

血液中の糖分の量が増えると浸透圧が高まり、血液が濃くなり、わけもなく喉が渇いて水分をたくさんとるようになります。

また、糖尿病になると腎臓の働きが悪くなるので尿を作る働きが弱くなります。そのため、水を飲んでいるのに尿の量が少ない、という症状もあります。

尿の量をコントロールしているのは脳下垂体で、抗利尿ホルモンを分泌します。このホルモンが分泌されることにより、腎臓の働きが良くなり、スムーズな排尿が可能になります。

逆に、ホルモン分泌が悪くなると腎臓の働きが悪くなり尿が作られなくなってしまいます。尿のコントロールがうまくできなくなった証拠です。

糖尿病になる人

現代人は糖尿病になりやすい生活をしています。糖尿病というのはアシドーシスという血液の状態を表しています。

簡単に言うと血液が酸化している状態です。血液がさびてドロドロになっているということ。これでは神経の働きも筋肉の働きも悪くなります。

糖尿病の一番の原因は砂糖の摂りすぎ、と言われています。炭水化物の取り過ぎが原因だといわれています。しかし炭水化物をすべてカットするのは健康にはよくないのです。

炭水化物すべての問題ではなく、品質の低い白砂糖で炭水化物を取ることが悪いのです。というのも、白砂糖は単糖類と呼ばれてすぐに消費されて血糖値が高くなりやすいです。白い砂糖はすぐに消費されて血糖値を上げやすく、糖尿病を引き起こしやすくなるのです。

砂糖を取るなら黒砂糖など、色のついた砂糖のほうがいいでしょう。表面に殻がついているので消費されるのが遅く、血糖値の上昇が緩やかになります。色付きの砂糖のほうが栄養が多いので健康にもいいです。

清涼飲料水などは控えましょう。これらの飲料が含まれている白砂糖の量が大変多いです。缶ジュース1本に40gほど入っているともいわれています。甘さ控え目など書いてあっても意味がありません。

メーカーも工夫をして他の甘味料で代用していることもありますが、人工甘味料をとっても白砂糖と全く同じ効果になってしまうので、ダイエットにはなりません。市販されている飲み物は飲まないことをおすすめします。

食物繊維をしっかりとる

野菜などの食物繊維をたくさん食べることです。もともと野菜は血液に構造が近いので、日頃から取らなければなりません。サプリメントで栄養分を摂取しても、野菜から直接取るものとは比較になりません。

肉の食べ過ぎには注意

テレビなどでは肉などを積極的に食べるように推奨する傾向があります。グルメ番組も脂っこい料理ばかり。このようなものはたまに食べるくらいにしましょう。

油ものは血液をさびさせて、腎臓に負担をかけます。肥満も増えていますが、これは血液が酸化している証拠です。ファストフードやインスタントフードもやめましょう。人工的な添加物も多く含まれているので体調が悪くなります。

糖尿病といっても大人がかかるものではなくなりました。生活習慣の悪い親のまねをして、子供が糖尿病になってしまうこともあります。子供で尿トラブルを抱えているとしたらもしかしたら食べているものに問題があるのかもしれません。

糖分の多いおやつ、白い砂糖がたっぷり入ったスイーツ清涼飲料水をたくさん取っていませんか。大企業は国民の健康など考えていません。一人一人が頭を使って考えて口に入れるものを考えましょう。尿トラブルに苦しむかどうかは自己責任ということです。