病気になってしまうと健康な人がうらやましく感じてしまうものです。残尿感で苦しんでいる人は、残尿感に苦しまない人を、どのような点でうらやましいと思っているのでしょうか。苦しい思いをして初めてわかる苦しさもあります。

楽しめるのでうらやましい

残尿感に悩まされていない人は何事も楽しむことができます。例えば、楽しいパーティー。みんなでどんちゃん騒ぎをして楽しんでいても、残尿感に悩む人はトイレのことを考えているものです。

しかも、お酒が入ってしまうとアルコールの利尿作用によって、更にトイレに行きたくなってしまいます。残尿感に苦しめられていなければ思う存分楽しめるのに・・・とうらやましく思っていることもあるでしょう。

仕事に集中できる

残尿感に悩まされていない人は仕事に集中できるんので、うらやましいと思うこともあるでしょう。トイレに自由にいけない職業というものがあります。

接客をする際など客を相手にする場合には、なかなかトイレに行くこともできません。残尿感に悩まされていなければ仕事に集中できるのにな。健康な人ってうらやましいな・・・と思う瞬間です。

尿漏れパッドを購入する必要がない

残尿感で苦しんでいる人。その症状がひどくなってしまうと尿漏れパッドを装着しなければいけません。最近では男性用のものまで販売されています。それだけ男性も尿漏れに苦しんでいるのです。

尿漏れパッドなんか使わなくても、おしっこのことを考えないで自由に過ごすことができる健康な体。健康な人ってうらやましいなと思われる点です。わざわざ尿漏れパッドやおむつを購入する費用もかからず、薬局で購入する恥ずかしさもありません。やはり健康な人は得ですよね。

病院に行かなくてもいい

そして病院で治療を受けている方。病院で治療を受けていると自分だけが孤独で苦しんでいるように思ってしまいがち。世の中で一番苦しんでいるのは自分だけ。このように途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

残尿感で悩んでいない人は、薬を飲まなくてもいいし、病院の診察へ待ちくたびれることもない。薬をもらうのに時間をかける必要もない、など気軽な毎日を送れるので、健康な人がうらやましがられる瞬間です。

確かに病院通いは大変。できるだけよけいな治療は受けたくないもの。できるだけ病院に近づかない人生を送れるといいですが、そうもいかない人もいます。

漏らす心配がない

そして残尿感を抱えている人の一番の悩みと言ったらいつか漏らしてしまうのではないか、という不安。いつおしっこを漏らすかどうかわからない。早いうちにおしっこに行かなければいけない。

強迫観念にとらわれてしまってトイレのことばかり考えてしまう。電車やバスに乗ってもいつトイレに行けるかわからない。そんなことを考えているうちに更にトイレに行きたくなってしまうものです。

緊張しすぎて副交感神経が働きすぎることで膀胱の働きも活発になりすぎてしまい、さらにおしっこがたまってしまうという悪循環。残尿感に苦しんでいない人は漏らす心配もありません。

精神的ストレスがよけいにかかってしまうので大変。残尿感に苦しんでいない人は、こんなよけいなストレスを考えなくてもいいし、トイレの事ばかり心配しなくてもいい。このような点でうらやましがられるのは間違いありません。

残尿感で苦しんでいる人は健康な人がうらやましいかもしれません。病気になってから健康体がうらやましく妬ましく思うこともあるでしょう。そのためにも、生活習慣をしっかりして、だらしない生活をしないこと。

たとえ現在、健康な人だとしてもむちゃくちゃな生活をしていればそのうち体を壊して残尿感に悩まされる人も出てくるのです。うらやましい人もうらやましくない人も、どうにかして残尿感を改善させたいものですね。