悩んでいる人が多い残尿。おしっこをしてもすっきり感が味わえない。用を足したのにおしっこが溜まっているような気がする。

不快感もあり、できることならこのような症状はなくなってくれたほうがいいのですが、その方法もよくわかっていない方もいるでしょう。

すべての人が同じ原因というわけではありません。その原因を突き止め、何かしらの方法で改善さたいところ。ここではその具体的な方法を確認してみます。

おしっこを我慢しない

残尿感の原因としておしっこを我慢しすぎて膀胱炎になってしまうというのが挙げられます。普段からおしっこを我慢しないで、おしっこがしたくなったらおしっこする、というくせをつけるといいでしょう。

意外とこれができないものです。仕事中など、どうしても手が離せないから我慢してしまう。トイレに行ったら恥ずかしい。このような状況では膀胱に負担がかかってしまって残尿感につながってしまいます。あまり無理をしない方がいいでしょう。

確かに、手が離せない時は仕方がありません。でも、我慢する必要のない時にまで無理に我慢するのはやめましょう。他人の顔色をいちいち考えず、したいときなったらこまめにトイレに行くのをおすすめします。

筋肉を鍛える

残尿感は筋肉が衰えてくることによってもひどくなります。だからこそ高齢者のほうが残尿感を感じることが多いです。

おしっこというものは自動的に出てくるものではありません。筋肉を使って排出しているのです。この筋肉を鍛えましょう。男女によって鍛える筋肉の場所は違います。男性の場合は前立腺周辺の筋肉です。

女性の場合は骨盤周辺の筋肉を鍛えるようにしましょう。筋肉が衰えてくるとおしっこもコントロールしにくくなります。普段から体力をつけることも必要です。

肛門に力を入れたり閉めたりするのも下腹部の筋肉をつけるためには有効だといわれています。

おすすめなのはウォーキング。全身の運動になるので骨盤周辺や前立腺周辺の筋肉も自然と鍛えられます。ウォーキングは体に大きな負担もかからずできるのが魅力。年齢を問わず試してみたいものの一つです。

リラックスする方法を覚える

残尿感が起こるのは、リラックスしてないことが挙げられます。緊張感を抱えているとおしっこがスムーズに出てくれません。膀胱の周辺に余計な力がかかってしまい、おしっこしたくなってしまうのです。

そのため普段からリラックスしていることが大切です。といっても、リラックスしようと思ってできるならそれは武道の達人か何かです。ある程度の慣れが必要です。

例えば、緊張感のあるとき。例えば試験中などどうしても緊張感が増してしまう時もありますよね。このような場合には時として考えず、少し体を動かしたほうがいいでしょう。

試験所がある場合には最短距離で行かないことも大切です。少し歩いて血流をよくすること。そうするとストレスも解消され、頭の中も整理されて、しかもリラックスまでできていいことだらけ。軽い運動を普段からしていると、リラックス感が増してきます。残尿感の改善には意外と効果的なのが軽い運動なのです。

謎の多い残尿感

残尿感は医学的にも解明されていない部分も多いです。そのために医師の診察でも誤診が平気で行われたり、原因不明と言って片付けられることもあります。このような場合には仕方がないことだといえるでしょう。

それでも諦めるのではなく、できるだけ自分のできる範囲のことはやったほうがいいでしょう。普段からリラックスするのはもちろんのこと、おしっこを溜めすぎないこと。生活習慣の改善も大切です。意外とこのようなところに問題があったりします。このような生活習慣の問題については医師の診察はほとんど無意味。薬ですぐに治るわけではないからです。

このようなところから自分なりに改善できそうなことをやってみましょう。それでもどうしようもなくなった時には専門家の診断も有効かもしれません。