体調の変化によりおしっこの色は変わります。その変化に注目しましょう。何も考えないでおしっこを垂れ流すようでは残尿感からおさらばすることなど夢のまた夢です。

おしっこの色が濃くなる

おしっこの色が濃くなることはよく見られます。例えば、朝起きた時のおしっこ。長時間、老廃物を溜め込んでいたので色が濃くなります。風邪をひいたときもおしっこの色は濃くなります。内臓がよく働いている証拠で、一時的に色が濃くなることは問題はありません。

体内の水分で変化が

体の中の水分が多くなるとおしっこの色が薄くなります。逆に水分が失われると色が濃くなりやすいです。夏場は水分が失われておしっこの色が濃くなってしまう場合があります。この時には水分補給を怠らないでください。

逆に冬場だと喉が渇かないので、水分をこまめにとらず脱水症状になる場合もあります。その時にはおしっこの色が濃くなるのでおしっこの色には注視してください。

おしっこの色が赤くなる

おしっこの色が赤くなるのは血液がまじっているから。腎臓や膀胱の調子が悪くなっていると考えられる場合があります。

病院で処方される薬によりおしっこの色が赤くなることもあります。これはこれで問題です。医療行為は100%安全ということはありません。尿の色が悪くなるのは、薬の影響が考えられます。それもいい影響ではありません。

薬には副作用があるので乱用は控えましょう。残尿感の直接の原因を処方薬は取り除くことはありません。医師が処方する薬でも、長期間飲むことはできません。一時的に症状を抑えるだけにとどまるだけということは覚えておくべきです。

体調がよくなる時にも色が悪くなることも

健康的な生活をしている人は、逆におしっこの色が濃くなったり、赤くなることがあります。体にたまっていった老廃物や悪い血液が出てくる場合があります。この場合には病気ではなく、病気の回復のサインです。

急に野菜をよく食べてようになった。健康食品を食べて良いなってこのようなような色が悪くなったという人は、心配しないようにしましょう。体の中に悪い物がたまっていて、それを出すときには悪い色のおしっこが出ます。これは逆に喜ぶべきことです。

食べるもの飲み物にも注意しよう

おしっこの色が変わるのは偶然ではありません。体に悪いものを取っていれば悪くなります。健康体の人のおしっこは淡い黄色です。それ以外の色になってしまうということはどこか調子が悪いということ。

考えられるもので有名なのはアルコール、腎臓や膀胱にダメージを与えるのであまり良くありません。

普段からアルコールを飲む人で、尿の色が濃くなってきた場合は内臓を壊しているサインかもしれません。アルコールを飲まない時間帯や日にちを作るなどして調整してください。

ラーメンも尿の色が変わると言われます。化学調味料を大量に摂取した印です。

おしっこのpHにも気をつけて

人間の体はアルカリ性か酸性に傾いています。その中間が中性です。人間の体が酸性に傾くと、ひどい場合には尿路結石などになってしまいます。おしっこの色にも影響を与えたり、体が病気になりやすい状態でもあるので注意しましょう。

ほしいこのpHを測ることによって、内臓の調子がいいかどうかの判断もつきやすいです。おしっこのpHを測るキットは薬局でも販売されているので注目です。血液を酸性ではなく、アルカリ性に傾けたいものですね。

おしっこの色だけでも

ただ単に用を足せばいい、と思っていてはいけません。おしっこのLでその人の状態がわかると言っても過言ではありません。おしっこの色が変わったからといって、体調が悪くなっていることサインかもしれません。

逆によくなっていると判断できることも。物事には原因と結果があります。おしっこの色が悪くなる前に、どんなものを食べ、飲んだのかを、しっかり覚えておくといいでしょう。