残尿感が大きく関わってくるのは実は乗り物。乗り物に乗った途端、残尿感を催してしまったという方がいます。別に不思議な話ではありません。

持病による残尿感も考えられ、精神的な問題の場合も考えられます。ここでは残尿感と乗り物の関係を見ていきます。

逃げ出せない乗り物の中

乗り物に乗るということか。その場所から逃げ出せなくなってしまうことを意味します。そのため精神的なプレッシャーがかかります。おしっこがたまってしまったらどうしようとか、おしっこ漏らしてしまって他人に迷惑をかけたら怒られてしまうんじゃないか。早めにトイレに行っておかなければいけないんじゃないのか・・・。

よけいなことを考えてしまいがちなのですが、これが逆に精神的なストレスをおよぼしてしまいます。おしっこのことばかり考えていると膀胱周辺の筋肉が活発に動いてしまって過活動膀胱を引き起こします。その結果、残尿感につながってしまうのです。

車ならどうする

車に乗った場合はどうでしょうか。普段から車に乗っている人はそれほど残尿を感じないかもしれません。毎日、車に乗っている人には慣れというものがあります。

普段、車に乗らない人や公共の交通機関をたまに使う人など残尿感を覚えてしまうかもしれません。明らかに精神的なものが大部分です。長時間乗る前にはトイレに行っておくことをおすすめします。

慢性的な残尿感を抱えている方は車の場合には工夫が必要です。緊急用の簡易トイレ、男性女性にかかわらず尿漏れパッドを装着しておくこと。このような準備をしておくと心強いでしょう。

電車ならどうする

電車の場合はトイレに近い席に座るとか。おしっこがしたくなった場合には、下車駅でなくても思い切って降りてしまうということを考えておきましょう。初めから心の準備をしておくことで逆に精神的なプレッシャーが軽減されて残尿感を感じなくなることもあります。

トイレには行っておく

乗り物に長時間乗る場合にはトイレに行っておくことをおすすめします。一度乗り物に乗ってしまうとトイレに行けなくなる場合もあります。

逆に、なかなかトイレに行けないからと考えていると残尿感を引き起こしてしまう場合もありますので要注意です。

我慢しない

残尿感を覚えたらとにかく我慢しないことは重要です。思い切ってトイレに行きましょう。おしっこがたまっていなくても仕方がありません。精神的なストレスのほうが大きいです。

乗り物の運転をする場合には、集中力がそがれてしまいます。電車で移動する場合にもおしっこがたまった感じがしていると落ち着かないですよね。この場合には仕方がありません。こまめにトイレに行っておきましょう。

他のことに集中する

案外他の事に集中してしまうと、トイレのことなど考えなくなってしまうものです。乗り物に乗ってからおしゃべりがはずんだり景色を楽しんでいるうちに、おしっこのことを考えなくなっていた。

いつのまにか残尿感を感じなくなったということもあります。本を読んだり、スマホしたりなど、このような暇つぶしの作業が精神的なストレスを軽減してくれる場合もあります。

精神的な影響が大きい

乗り物に乗ったときの残尿感は乗り物に乗り慣れていない人は精神的なプレッシャーから残尿感を覚えてしまう場合が多いです。これはこれで仕方がありません緊張してしまえば過活動膀胱になりやすいのですから。

そして仕方がないと諦めることも重要です。おしっこがたまる感じがしたらトイレに行くこと。慢性的な残尿感を抱えている人は準備をしておいてください。さまざまなアイテムが販売されています。男性用のおむつや尿漏れパッドも用意されていますので迷わないで利用してください。