• おしっこがなかなか出なくなってしまった・・・
  • おしっこの色が悪いんだけど・・・

このときに疑われるのが残尿感。どこかの自分の中の臓器が悪くなっているのは間違いありません。残尿感で苦しんでいるときに疑いのかかるのが腎臓や膀胱です。腎臓で老廃物を排出し、膀胱でおしっこをためるのですから。今回ここで紹介するのが腎臓です。

体の中の老廃物を取ってくれる

腎臓の一般的な役割としては、体の中にたまった老廃物を取り除いてくれる、ろ過機能。調べれば最初に書いてあるくらい当たり前のことです。

腎臓の中に老廃物がたまってしまうと、腎臓がたくさん働かなければいけないので大変というわけです。腎臓を働きやすい状況にしておきたいものです。

もう一つの大事な機能があります。それは重炭酸イオンの作る機能です。体の中のpHを調節してくれるということ。体の中には代謝により酸が作られます。

酸が増えてしまわないように重炭酸イオンを作り、酸性に傾くないようにしているのです。血液のpHを調節してくれるというのは体の中を酸を抑制してアルカリ性に傾けるということ。

血液のpHというのは意外と大事で、酸性に傾いてしまうと病気になりやすくなります。腎臓の他にも水道も消化液を出してアルカリ性に傾けています。

血液の状態が悪くなる状態をアシドーシスと呼ばれます。血液が酸化することによって体のいろんな部分に不調を訴えるようになります。血液は酸化しないほうがいいということです。

酸性の反対がアルカリ性なのですが、アルカリ性に傾いた血液のことをアルカローシスといいます。急激にアルカリ性に傾くことはよくありませんが、軽くアルカリ性に傾いていたほうが得というわけです。

血液がアルカリ性になることによって、腎臓は重炭酸イオンを作らなくて済む状態になります。血液の酸性が強くなればなるほど、腎臓は働かなければいけません。

休みなく重炭酸イオンを作ってアルカリ性に傾けなければいけないので、同期が消耗してしまいます。脂っこいものを食べた時に体が疲れるのも、酸性に傾いてしまったものアルカリ性に戻す仕事をしているから。たくさん内臓が働いているため疲れてしまっているのです。

腎臓に負担をかけない生活習慣を作る

腎臓は大切な臓器だといわれていますが、人によってはとんでもないことを言う人がいます。二つもあるんだから一つつぶれても大丈夫。こんなふうにして医師の人は簡単に臓器を取ってしまいます。

こんな乱暴な考え方はしないようにしましょう。臓器を摘出したって病気が治ることはありません。ただ単に寿命が縮み、体が弱くなるだけです。

そんなことになる前に腎臓に負担をかけないようにしましょう。お酒の飲みすぎや脂っこいものの食べすぎなど、これらは間違いなく酸性を招きます。

酸性の血液になればなるほど腎臓は重炭酸イオンを作り、血液を中和させなければいけないことになります。

普段から血液が軽くアルカリ性に傾いていれば、腎臓はそれほど働かなくていいので楽。こうなってくると腎臓の機能も回復してくるというわけです。

普段から腎臓を休ませてあげようというのは血液をアルカリ性に傾けること。血液のpHについては注目されては来ませんでした。そして、これからの専門家の多くもそれほど注目しないでしょう。

腎臓の状態をよくして

残尿感が気になるなら膀胱と腎臓の調子をよくすること。普段からの食生活で酸性に傾けすぎてはいませんか。腎臓に負担をかけないようにすること。原因がわからない、と医師から宣告されている人は、このような血液の状態の悪さに注目してください。

専門家は原因がわからないと言っても、具合が悪いのに原因がないことは絶対にありません。そして血液や内臓の状態がよくなることで損することは一つもありません。

残尿感に悩んでいる方は、大切な腎臓の働きを知り、休ませてあげる生活習慣も大事です。