歳をとればとるほど残尿感に悩む人が増えてきます。しかし、最近では若いのに残尿感に悩む人もじわりじわりと増えてきました。20代の若者たちは、どんな悩みを抱えているのでしょうか。そこには、どのような原因があるのでしょうか。20代の残尿感の悲哀についてみてみましょう。

まだ20代なのに

まだ20代まだ大学生だったり、会社に入りたてのフレッシュマンもいます。にもかかわらず、残尿感に悩んでいる。用を足してもまだすぐにおしっこをしたくなってしまう。いつでもトイレの事が気になる。おしっこが溜まっていないはずなのに、パンツの中に少し漏れていた。

まだ20代でこれからどんどん楽しんでいこうと思っている。これから人生上り調子で楽しくなっていくのにと思っているのに、残尿感に悩まされている。

「本当にこの先、自分は大丈夫なのか年寄りじゃあるまいし」

こんな感覚に悩まされてしまうのも仕方がありません。

遊びに集中できない

大学に入って周りに仲間もできた。これから楽しい経験をどんどんしたい、サークルのみんなと旅行に行きたい。そんな時でも残尿感はついて回ります。

車での運転中にトイレに行きたくなってしまう。30分前にトイレに行ったはずなのに、またトイレに行きたくなってくる。こんなこと友人に言えないよ・・・。

何をしていても落ち着かないのが残尿感。楽しく遊んでいるときにまで、トイレのことを考えなければいけないのはつらいところです。

大事な場面で集中できない

20代では大変な場面もあります。例えば就職活動。ここで緊張してはいけないと思えば思うほど、膀胱が活発に動きます。そのためトイレが近くなってきます。残尿感に悩まされたまま面接試験を受けなければいけない。トイレに行きたくてしょうがない。ひどい時には漏らしてしまう。

このような状況では受け答えも十分にできず、何だか態度の悪い学生だなと思われてしまうかもしれません。

資格試験の時にも残尿感は訪れます。大事な場面だと思えば思う程。心理的なプレッシャーから膀胱が活発に動くようになります。そのため残尿感に悩まされてしまうのです。

残尿感を持ったまま試験に集中することはできません。なるべくなら試験の前にトイレを済ませるのがセオリーなのですが、済ませたのにまたおなかが痛くなってきて残尿感に悩まされる。こればかりは仕方がありません。ある意味諦めてしまった方がいいでしょう。

これは病気というものではなく、精神的なものです。一時的なものですから。何とか乗り切りましょう。

人前に出るとき

20代でも人前に出る場面はどんどん増えてます。プレゼンをしたり学校の先生のように人前で話さなければいけない。こんなとき、残尿感に悩んでいては仕事が成立しないでしょう。

このような場合には初めのうちは慣れなくて緊張するかもしれません。その緊張が膀胱を活発に動かしてしまうのです。このような場合は慣れるしかありません。慣れない環境に慣れるまで我慢しましょう。

少し慣れてしまえば、落ち着くものです。ある程度の慣れが必要だということは20代の若いうちに経験しておくといいでしょう。逆に30代40代になると、環境に慣れてしまってだらだらします。残尿感には結びつきませんが、これはこれで人生の大きな問題になってきます。

不摂生な生活も考慮して

20代でも、残尿感に悩まされてしまうのは仕方がありません。何かの原因があります。ここで紹介したものは精神的なストレスのものばかりでしたが、若い男女には不摂生な生活というものもあるということは忘れないでください。

自分で料理を作らず外食で済ませるのもよくありません。栄養バランスが極端に悪くなってしまうのです。このような生活習慣も考慮しながらできるだけ緊張に慣れ、リラックスすることを覚えれば、自然と改善していくものです。特に20代の方々は、緊張感のある場面は避けられないでしょうから、不摂生な生活にならないことにも心がけましょう。