おしっこが出る前にたまっている場所はどこでしょうか。それが膀胱。膀胱は人間の臓器の一部です。訓練しなければ弱ってしまいます。

残尿感にも大きな影響を与えます。その残尿感を克服するための膀胱のトレーニングについて確認してみましょう。

おしっこに頻繁に行かない

残尿感が悪化してしまう原因として、こまめにおしっこに行ってしまうことが挙げられます。尿意もないのにトイレに行き、おしっこ出そうとしてしまうと、くせがついてしまいます。

それほどおしっこがたまってもいないのに、すぐにトイレで出したくなる。こんなことを繰り返していると、おしっこが少し溜まっただけでトイレに行きたくなってしまいます。

尿意がないのに頻繁におしっこに行かないようにしましょう。トイレにはおしっこがたまってから行くようにしましょう。我慢することも必要です。

その我慢する方法ですが、トイレに行きたくなったら5分くらい我慢すること。少しくらいは我慢ができるでしょう。

5分くらいの我慢に慣れてきたら時間を少し伸ばします。そんな感じで1日のトイレの回数を減らすということ。これは簡単なトレーニングです。

しかしこれで完全に治るわけではありません。頻繁にトイレに行きたくなってしまったり、残尿感や頻尿に悩まされているのは身体のどこかに問題があるということ。表面的なトレーニングで解決することはないでしょう。

筋力トレーニングもある

男性の場合は前立腺を刺激するトレーニングもあります。女性の場合には膀胱を訓練するという方法もあります。このような筋力トレーニングは確かに少しくらいは有効でしょう。筋肉の衰えもありますからね。

しかしトレーニングというものは、やらなければすぐに筋肉が落ちしまいます。残尿感を感じるような体を作ってしまったのが自分にあります。

うわべだけのトレーニングでは、いつまでもトレーニングをし続けなければいけません。そして人間にはそのような根性が備わっていません。無理やり鍛えなければいけないということ自体が間違っているというわけです。

膀胱や腎臓を大切にする生活習慣を心がけること

現代人がどれほどひどい食生活を送っているのか。冷静に考えたほうがいいです。食べものはどうでしょうか。手作りの食品を食べているのでしょうか。添加物、人工物ばかり食べてはいませんか。

このような生活では血液もだめになるし、体中の調子が次第に悪くなってしまうのも無理はありません。

食べるものが適切になれば体の調子だってよくなります。腎臓については一度悪くなったもの回復しない、とまで言われていますが、悪い生活習慣で体が悪くなる以上、いい活習慣で腎臓が良くならないわけがありません。

一度悪くなったら終わりというのは儲かる人工透析を施してお金を儲けたい人の宣伝くらいに思っていたほうがいいでしょう。

膀胱も全く同じです。悪くなることもあるのですから、よくならないと決め付けることはできません。生活習慣を整えることは血液の状態をよくしてくれます。それに加えてトレーニングをすれば効果的です。

うわべだけのトレーニングに終始しないで、人間の体を作り上げて体の事を考えましょう。そしてその体は食べ物からできているという基本的なことを忘れないでください。

腎臓や膀胱に問題があるかもしれません。それで残尿感を感じている人もいます。絶対によくならない、一度悪くしたら回復できないという根拠のない医師の言うことをうのみにしないほうがいいでしょう。

それよりも生活習慣を整え血液の状態をよくして粘り強く行っていきましょう。回復しないと思っているうちはダメ。

付け焼き刃の対策で効果は出ません。ちゃんとした生活習慣を積み重ねることによって、一時的には悪くなることはあっても、間違いなく穏やかに改善の期待が持てるでしょう。