おしっこと便は人間にとってとても大事。世の中で多くの人が便秘や下痢に悩まされています。
腸に便がたまっていれば残便感に悩まされることもあるし、逆に、下痢でおなかが緩くなりすぎて便を漏らしてしまう人も増えています。悲惨な目に遭わないためにも腸内環境は整えるポイントを確認します。
残便感環礁のポイントって何?
便がすっきり出てこない。
排便が毎日なくてイライラしている。
すっきりと便が出ないのには原因があります。それは腸が悪いということ。残便感に悩まされないためには、腸の健康を回復させることが重要。
多くの人が腸の健康が悪い状態で暮らしています。残便感解消のためにも、健康な腸を手に入れましょう。
体の体内に入ってきた食べ物は胃の中で消化され腸で吸収されます。腸の中に入ってきた栄養分が吸収されて血液ができ上がります。その残りかすが便です。
腸の汚れている人、つまり、腸の中に便がたまっている人は、血液が汚れていると言っても過言ではありません。細胞に栄養が取り込まれにくく、体の調子が悪くなります。
エネルギーが効率よく吸収されないため燃費が悪くなり肥満になりやすいです。腸の健康を回復することでダイエットにもなります。
残便感は下痢や便秘を繰り返すこともあります。腸内環境を改善させることで、下痢や便秘も改善させるだけでなく、ダイエットにまで効果的というわけです。いいことづくめなので、腸内環境の改善にトライしてみてください。
腸の働き
脳の支配を受けない状態で働けます。必要なホルモンを作り出すため第2の脳とも呼ばれています。
免疫細胞の多くが腸に集まり、免疫にも重要な役割を果たします。栄養素を吸収する単なる器官というわけではなく、全体の健康維持の役割を担っている重要な器官でもあります。
小腸の働き
全長が5m~7mあります。胃の中で消化しきれなかったものを消化し、必要な栄養素だけを取り出し吸収する機能があります。
大腸の働き
約1.5mで主に水分吸収が主な役割。小腸で栄養を吸収したあとの残りカスの水分を吸収します。水分の吸収がうまくいかなければ下痢になり、水分を吸収しすぎると便が固まり便秘になります。
直腸・肛門の働き
大腸と肛門をつないでいるのが直腸です。直腸に便がたまると脳に刺激が伝わります。腸が収縮して排便したくなります。その結果、肛門括約筋に便が押し出されます。
エネルギー代謝と宿便
腸がしっかり働くことにより、体全体のエネルギー代謝がうまくいきます。その結果、たくさん食事を食べても効率よくエネルギーを使うことができます。便のたまっていない腸の人は、カロリーを燃焼しやすくやせやすい体となります。
腸の中が宿便がいっぱいにたまっていると、体内にエネルギーを取り込んでも、代謝できなくなってしまいます。便がたまりにたまって肥満します。無駄なものをたくさん抱えていると太りやすくなるのです。
腸の働きを改善に活発にさせることが腸内環境を整えるための第一歩です。そのためには、ビタミンとミネラルをしっかりとることが大切です。
もちろん、食物に含まれるビタミンが重要です。ビタミンとミネラルは、細胞の働きを活発にしてくれます。エネルギー代謝を活発にしてくれます。
腸内環境が悪いと老廃物・栄養素が同時に細胞に取り込まれてしまいます。ドロドロ血液になってしまいます。このような悪い状態の血液ではエネルギーが細胞に取り込まれにくくなります。
便秘は万病の元
たかが便秘と侮らないでください。腸が悪い状態では、体中の細胞が元気になりません。腸の状態が悪ければ、便秘と下痢を繰り返し苦しい思いもします。残便感に悩まされやすく、トイレに行くのも嫌になってしまいます。
そうならないための腸内環境の改善は、残尿感対策とともに共通して行うべきなのです。食事制限なんかしなくても、健康にスムーズにスリムになっていいことずくめです。