ついつい目に見えるものばかり信じてしまう物質主義の私たち。残尿感のどの体の不調も目に見える原因があるように思えてしまいます。

しかしそれは全く違います。目に見えない原因だってあるのです。といえども、目に見えない原因のほうがはるかに重要で改善させるのも難しいです。

その目に見えない原因の一つが精神的ストレス。この精神的なストレスが残尿感Iにどのような影響を与えているのでしょうか。

侮れない精神的ストレス

精神的なストレスは馬鹿にすることはできません。何事も病は気から、と言われます。精神的なストレスがたまってしまうと体が不調を訴えやすくなります。

頑張っていないから悪いんだというのは間違い。頑張らなければいけない状況に置かれているからこそ精神的なストレスがたまります。

少しのストレスも必要かもしれませんが、限度を超えると体の不調となって現れます。そして精神的なストレスの閾値は人によっても異なります。

鈍感な人もいれば敏感な人もいます。敏感な人はすぐに体調を崩しますが、早いうちに軌道修正ができるので実は楽です。

鈍感な人は人の気持ちもわからず、一度体調を崩すと、大きく崩れてしまうのが大変なところなの。そして日本はストレスに鈍感な人用にできているので悲惨と言うしかないでしょう。

精神的ストレスからの食べすぎ暴飲暴食

精神的ストレスがたまると食べ過ぎや暴飲暴食につながります。お酒を飲んでストレス解消したり、脂っこいものばかり食べようとしたり、体に悪いものばかり食べるようになってしまいます。これが腎臓や肝臓に負担をかけてしまうのです。

腎臓を悪くすればそれと連動して膀胱も悪くなってしまうのです。その結果、残尿感頻尿というものが現れてくるのです。で精神的ストレスからくる不摂生というものを馬鹿にすることはできないのです。

私たちにはさまざまなストレスがかかる

私たちの生活には様々なストレスがかかります。大人なら会社。やりたくもない仕事をやらなければいけない。つき合いたくない人間とつき合わなければいけない。帰ったら冷たい家庭が待っている。

大人だけでなく子供だって大変です。受験勉強をやらなければいけない。子供同士のいじめ話のわからない方や教師。

こんなものに囲まれていればストレスは異常にたまってしまいます。子供ですら残尿感や頻尿に悩んでいるのです。今の日本社会は異常といってもいいくらいでしょう。

男にかかるストレス

男性にかかるストレスもあります。例えば仕事クビになってしまった。仕事をクビになりそう。仕事がうまくいかない。どうしてこんな人生を歩んでいるのだろうか。なんで結婚なんかしてしまったのだろうか。異常なストレスがかかってくるのは男性です。

女にかかるストレス

女性も女性で大変です。結婚したら旦那がクズだった。仕事をさせてもらえない。逆に仕事を無理やりやらされて専業主婦になりたい。

年齢を気にして結婚したのはいいけれど、焦りすぎでだめな男を選んでしまった。いい歳になったのに結婚もできない。これ以上仕事をやってると発狂しそうになる。こんな感じで精神的ストレスは男性と平等か、それ以上に女性にもかかっています。

ストレス社会で何とかするしかない

確かに私たちにはストレス社会が待っています。このストレス社会から逃れるには、自分の意思で行動しなければいけません。でも、それほど根性のある人もいないでしょう。

なぜ社会のはぐれ者になってしまうからです。それで社会から逃れようと思ったらそれ相応の報いを受けなければいけないのです。そしてその報いに耐えることができなければ残尿感とつき合っていかなければいけないのも当然なのです。

おいしいところだけ取ることができません。残尿感につながる大きな精神的ストレスを我慢するか、それとも、精神的ストレスを生み出す社会におさらばするか、どっちの社会にいても大変なことは間違いありません。それくらい日本の社会がなかなか治らない残尿感を引き起こしている大変な社会だといえるのです。