病院に通っているのに、なかなか残尿感が改善しないという方もいるでしょう。病院に行って先生の言う通りにしているのに、なぜ残尿感が改善しないのでしょうか。それには理由があります。

病院での治療に行き詰まっている人は、何らかの対策を自分の責任で取らなければいけません。不適切な方法をとっている限り、適切な結果が出ることは絶対にありません。治るためだったら何でもする、という意気込みが大事です。

薬では限界がくる

残尿感に悩んで病院に行くと大抵の場合、投薬治療が始まります。そして薬を飲めば一時的に症状が治まります。これで多くの人は「助かった」と思ってしまうことでしょう。しかし、世の中そんなに甘くはありません。

薬を飲んでいると、「この薬をいつまで飲まなければいけないんだ」と思うようになるでしょう。そして薬をやめるとまた同じ症状が出てしまうのです。効いているのは薬を飲んでいるときだけ。薬が切れたら元通りに戻ってしまうのです。これでは、病気を治したことにはなりませんよね。

最近の薬は、ほとんどが神経伝達物質をブロックするものばかり。神経を働かなくするのだから、不快感は出ませんが問題が解決することにはならず、いつまでたっても症状を抑えるだけです。早い話が軽い麻酔を打ち続けているということです。これじゃ治りませんよね。

しかも、副作用があります。薬を飲んでいるうちに体の他の部分が病気になってしまう最悪の結果になり、別の診療科に回されてしまうことも。症状を抑えることが病気の治療ではなく、多くの医師は処方せんを書くことが治療だと思い込んでいますが、治療になっておらず、苦しむ人も実はたくさんいます。

手術では根本的解決になってない

場合によっては、手術を勧められることもあるでしょう。しかし、それほど効果的なことはありません。どうしようもない場合にはするしかないかもしれませんが、根本的な残尿感の原因を取り除くことにはなりません。

手術が効くのは物理的にダメージを負った場合だけだからです。残尿感になってしまうのは、物理的なものの可能性はかなり低いです。

根本的な原因を取り除いていない以上、残尿感という結果は出続けるのが当然というもの。手術を受けて一時的に調子がよくなったとしても、しばらくするとまた同じような症状が出ることになります。同じような手術を何度も何度も受けるハメになってしまうのです。

お医者さんは儲かりますが、受ける患者にとってはたまったものではありません。原因を取り除かなければ結果が出続けるのはこのことからもわかります。

血管と神経の最善を

人間が残尿感に悩んでしまうのは大抵の場合生活習慣の悪さが原因です。多くの人が自分たちと食べているものは何なのかを気にしません。調理法にもほとんど無頓着です。

人間の血管の99%は毛細血管です。その毛細血管に古い汚れた血液や化学物質がたまってしまえば、神経が働かなくなります。思ったように体を動かせなくなってしまうのです。そのような汚れた血液を取り除かなければいけないのですが、それが生活習慣の改善なのです。

抗酸化作用のある野菜を食べる人は日本では少なくなってしまいました。肉ばかり、ジャンクフードばかり、体に悪いものばかり食べる人が増えました。若い時にはいいのかもしれませんが、悪いものを食べていれば体のどこかが悪くなります。

腎臓や膀胱に悪い血液がたまってしまうことにより、思ったようにおしっこが出せなくなることになります。毛細血管の状態を悪くしてしまうのは、甘いものを食べ過ぎる、お酒を飲みすぎる、ストレスがかかりすぎるなど、私たちの周りにある自堕落が原因ともいえます。

確かに薬を飲まなければ症状が治まらず手放せなくなるかもしれません。一方で、薬を飲んでいても生活習慣の改善を試みることは、どうしても治りたい人は、必ず行わなければいけない条件なのです。