人間の体はすごいもので、24時間働いているのです。眠っている時だって人間の体は休むことなく働き続けています。

そして膀胱や腎臓もしっかり働いているのですが、だからこそ寝ているときに残尿感が気になってしまうこともあります。寝ているときに気になる残尿感にはどのような悩みがあるのでしょうか。

眠りが浅くなってしまう

ベッドや布団に寝ている時でも膀胱におしっこがたまっていれば、トイレに行きたいなと思ってしまうもの。起きてトイレに行くのも面倒くさい、だからといって漏らすわけにもいかない。気持ちよく寝ていたいのに、これじゃなかなか眠れないじゃないか・・・。

心地のいいベッドや布団の中だからこそ、残尿感など感じたくないものなの。でも、体は許してくれません。ぐっすりと眠ることができなくなり、次の日の仕事にも差し支えてしまいます。

水分を取らないこと

眠る時の残尿感に苦しみたくないのなら眠る前の水分は控えること。特にお茶とアルコールには気をつけることです。お茶には利尿作用が強いです。トイレが近くなってしまう作用があるのです。

そうしたアルコールも利尿作用が強く、残尿感が強くなりやすいです。お茶とアルコールについては、寝る前に飲むのは控えましょう。間違ってもアルコールを使って眠ろうとすることだけはやめましょう。眠りやすくなるかもしれませんが、逆に眠りが浅く質が悪くなるので注意です。

起きたら水分を取ったほうがいい

上に説明した通り、寝る前に紅茶や水分を取るのは残尿感を誘発してしまうのでおすすめできません。

だからこそ朝起きた時には水分を取らなければいけないのです。そして寝る時にはかなりの汗をかいています。

コップ一杯の汗をかいているともいわれるので起きたら水を飲んでください。ミネラルウオーターがおすすめです。

体を疲れさせるとよく眠れる

夜中にぐっすりと残尿感に苦しまないで眠ろうとするのなら、体を疲れさせる必要があります。体がある程度疲れていなければ眠ることなどできません。昼間ゴロゴロと家の中でくつろいでいると逆に眠れなくなってしまうものです。

というわけで、ぐっすり眠りたいなら体を疲れさせることです。昼間は散歩したり活動的に動く。体調の悪い方は軽い運動に留めておきましょう。

そして、夕方になったらお風呂に入ること。最近ではシャワーだけで済ませる人が増えてきたといわれています。

湯船に入ったほうが体が疲れるので眠りやすいです。お風呂に入るタイミングは、寝る前ではなく、それよりも早いタイミングです。夜10時に眠るとしたら8時までにはお風呂を済ませたほうがいいでしょう。

これにも理由があり、体が熱いと眠れないのです。眠るときには体温が下がる必要があります。お風呂に入って血行が良くなりすぎて体温が上がり、逆に眠れなくなってしまうこともあります。

だからこそ心から出たら少し冷ますこと。そして熱すぎるお湯は避け、ぬるめのほうがいいでしょう。その時の気候によって温度を上げ下げするといいでしょう。

就寝前のパソコンやスマホは避けること

ぐっすり根室と思うなら寝る前のパソコンやスマホを避けてください。LEDに使われるライトが太陽の光に近く、眠りを妨げてしまいやすいのです。バックライトの設定は少し暗くすること。

眠る前にはパソコンやスマホをいじらないのがおすすめです。よけいな情報も頭の中に入ってきて興奮して眠れなくなってしまう可能性もあります。寝る前にはリラックスして少し暗めの部屋にするといいでしょう。

高齢者の場合にはしびんを用意しておくこと

高齢者の場合にはしびんを準備することをおすすめします。夜中に起きて、トイレに行くと転倒してしまうおそれがあるからです。そして夜中の残尿感が我慢できないくらいの人は、年齢にかかわらずしびんを使ったほうがいいでしょう。

寝る時には面倒な残尿感。利尿作用のあるものを取らないこと。精神を落ち着けることが必要です。いろいろなテクニックを使って残尿感に悩まされない質の高い眠りを実現したいものです。