残尿感に悩んでいるならツボに注目してください。処方薬には副作用がありますがツボ刺激にはありません。
100%安全という事ではありませんが、血流が悪くなっているのも改善させるので、効果的でないわけがありません。処方薬のように副作用もなく、自分でツボ刺激をすることも可能です。なかなかよくならないと悩んでる方、病院の治療に不信感を持っている方にはオススメです。
ツボの刺激
人体にはツボというものがあります。その部分を刺激すると血流がよくなるというわけ。ツボや経絡(けいらく)は科学的に証明されたものではありません。
目に見えるものでもなく、はっきりと数値で表すこともできません。しかしあるのは事実。昔から言い伝えられています。残尿感に悩んでいる方はツボの刺激も注目したいものです。
ツボ刺激はしすぎないように注意しましょう。刺激が強い場合には強く刺激するのは禁物。ツボの選択を誤ると逆に調子が悪くなることもあるので注意です。
代表的な経路
その場所を押すと血流がよくなると言われているツボ。そのツボは線の形になっています。それが経絡といわれるものです。
残尿感で注目したいのが太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)と少陰腎経(しょういんじんけい)。膀胱と腎臓をつかさどるツボの集まりです。
太陽膀胱経と少陰腎経をうまく刺激することによって、膀胱と腎臓の調子がよくなり、次第に残尿感を改善させられます。
代表的なツボ
上に紹介した太陽膀胱経と少陰腎経。この線上にあるツボを刺激すること。それが残尿感のためのツボ刺激の中心です。それでは具体的に代表的なツボを紹介しましょう。ここでは湧泉(ゆうせん)と復溜 (ふくりゅう)を紹介します。
湧泉(ゆうせん)
土踏まずのやや上で中央。足の指を曲げてへこんだ所にあります。婦人病や膀胱、腸の病に効果的なツボ。高血圧やのぼせるタイプの人には効果的。不妊症にも効くツボ。
頭の百会を刺激して効果がない、具合が悪くなったにとにもおすすめのツボです。足の裏ということで刺激がしやすいです。
復溜 (ふくりゅう)
太谿穴の上2寸で、アキレス腱の前、ふくらはぎの下部にあります。生殖器、婦人病に効き、膀胱炎にもOK。腎臓の調子が悪い人にいいツボで、体の冷え、精力減退にも。腎臓の虚証の改善にも好ましいツボです。
針を使わないで
専門家は針を使ってツボ刺激しますが素人の方はやめましょう。けがする危険性も高く正確にツボを刺激できません。それと無理やりツボを刺激するのもやめましょう。
ツボの判断を間違えると、逆に体調が悪くなってしまうので要注意。ツボ刺激だからといって、100%安全と言い切れません。刺激するツボを間違えると調子が悪くなることもありますので、強く刺激せず、自信がなければ行うのは諦めましょう。
運動しながらでも刺激できる
上に紹介した湧泉というツボは足の裏の中心にあるものですから素足で歩くことによって個々のツボが刺激されます。湧泉のツボの場所を意識しながら歩けばいいだけ。これだけでもツボが刺激されて血流がよくなります。
歩くという毎日できる簡単な行動でも意識すればツボの刺激などたやすいことです。これなら毎日簡単にツボの刺激ができますよね。足の裏なら青竹踏みなども効果的です。簡単にできるのでおすすめです。
ツボの場所を意識するだけでも血流が高まり、意外に効果的なのは見逃せません。
ツボ刺激による体質改善は即効性があるわけではないので地道に行いましょう。市販されているお灸などを利用するとさらに効果的です。実際に火をつけるタイプのお灸や、カイロのように張って温まるものもあります。
その際に体を傷つけないように丁寧に行ってください。自分で行えない場合には家族に頼んで行ってもらうことも時には必要です。