残尿感を感じることで気分がいいことは絶対にないでしょう。体調があまりよくない証拠で、この先どうなるのかわからない。
少なくとも何もしないで回復することは絶対にないでしょう。こんな残尿感や頻尿で切っても切り離せないのが不安感。残尿感・頻尿に悩んでいる人はどのような点で不安を感じているのでしょうか。
残尿感って恥ずかしい
残尿感が恥ずかしいことが考えられます。男性器や女性器周辺の話でもあり、聞かされた側としてもそれほど気分のいいことありません。
しかもおしっこの話ですから、子供じみたようにも感じてしまいがち。しかもそれが30代・40代くらいの働き盛りの男女ですら、悩んでいるのだから恥ずかしさが出るのは当然のことです。いい歳こいて残尿感で悩んでいるなんて･･･こんな不安感も絶対に避けることはできません。
他人に相談できない
苦しい時には誰かに聞いてほしいもの。悩み相談をすることは物事を解決するという事ではありません。自分の抱えている荷物を誰かに吐き出したいもの。
他人に相談すれば気持ちも楽になることは明白ですが、残尿感という問題は問題だけに、他人に話すこともためらわれるでしょう。
相談する人もいないというので精神的なストレスもかかり、不安を感じてしまうのも当然のこと。相談にのってくれる相手が誰もいないからこそ感じる不安感。残尿感って本当に大変なものです。
大人として恥ずかしい
残尿感や頻尿というの大人として恥ずかしいという心配もあります。30歳40歳は完全にいい大人の年齢です。中学生とか高校生くらいの子供がいる年齢だったりします。プライドも許さないでしょう。
ちゃんとした大人がおしっこのことで悩みを持っているなんて、子供にどんな顔して接していいかわからなくなってしまう。
よく考えれば残尿感はれっきとした病気の一つともいえますから、子供に馬鹿にされるんじゃないかとか、プライドが傷つくとかは関係のない話なのですが･･･しかし人間にプライドというものがつきまう以上、年齢の面で不安感を感じるのは当然のことです。
治療方法がわからない
残尿感といっても簡単に治る問題ではありません。重大な問題が隠されている場合があります。そのため治療方法もわからず、病院に行っていてもリピーターにされてしまう現代社会。
治療方法がはっきりせず、処方薬で何となく症状を抑えるだけというムダな時間が長続きする。治療方法の不明確さも不安感を誘発する原因だといえるでしょう。
本当に良くなるのかわからない
残尿感にかかわらず、病気になった人が本当にこのままよくなるのだろうか･･･と不安感を感じるのは当然のこと。しかも医師や医療は神様ではありません。
治療が終わってからさらに悪くなるケースだってあるのです。本当にこれからよくなるのかどうかさっぱりわからないからこそ、感じる不安感。将来に対する不安に対して、どうしたらいいのかわからなくなってしまう。この不安かも残尿感にはつきもので簡単な話ではないのです。
一生悩まされ続けるのだろうか
つきまとう残尿感。患者数は30代頃から急激に伸び始めて右肩上がりに増加します。ということは一度かかるとなかなか治らないのが残尿感といえるでしょう。治療方法があるのなら、患者数が右肩上がりに増加せず、減少することもあるからです。
だからこそ簡単になるわけではない残尿感。だから不安感が裏表のようについてくるのも当然のことです。しかし不安だからといってこの不安を知らんぷりするとさらに状況が悪くなります。不安だからこそ、不安を正面から受け止めることのほうが大事。
不安だからこそ、正面から自分は不安なんだ、と認めることの大切さを知っておいたほうがいいでしょう。残尿感や不安感から目をそむけようとしても、ついてきます。だからこそ正面から立ち向かってみませんか。
