残尿感に悩まされている女性の方も多いことでしょう。残尿感は女性でも男性でも噛まずに苦しんでしまうものですが、今回は女性の場合についてみていきます。世の中の多くの女性が、残尿感のどのような部分で苦しんでいるのでしょうか。
女性特有の体型によるものがある
男性の残尿感と女性の残尿感では決定的に違う部分があります。それは体型です。女性には子宮がありますが、男性にはありません。その結果、残尿感のメカニズムが男女ともに違ってくるのも当然のことなのです。男性にはわからない苦しむ女性にはあります。
恥ずかしくて相談できない
男性もそうですが、女性でも残尿感の悩みなど他人には恥ずかしくて相談できない悩みがあります。下半身の悩みの一種ですから他人には相談しにくく、一人で抱え込んでしまいやすいです。
もっとも相談にのってくれる存在はドクターです。守秘義務もあるので他人にいいふらす事もありません。といっても、男性の泌尿器科の医師がいたとしても話しにくく、女性医師でなければ相談しにくいでしょう。
出産
出産というタイミングで頻尿や残尿感になってしまう女性もいます。この悩みは男性には絶対にわからないでしょう。出産を終えると女性の体型も大きく変わってきます。昔と同じようにはいきません。ホルモンバランスが変化します。なかなか男性にはわからない悩みです。
男性には出産というイベントはありません。男性は男性で他の理由で残尿感を発症してしまうものです。女性の悩みを男性がわかってあげられないのは出産というイベントがないことも大きな原因です。
骨盤周辺の筋肉低下
年齢を重ねてきて残尿感・頻尿がひどくなってしまう原因の一つは、骨盤周辺の筋力低下だといわれています。男性とは構造も違います。男性と違うアプローチが必要です。男性には子宮がなく、子供を産むこともありません。このような女性の悩みを理解しにくいのかもしれません。
更年期障害もミックス
女性に避けられないのは女性ホルモンの減少。これが更年期障害を併発し、残尿感と頻尿をさらにひどくさせてしまうこともあるので注意です。更年期障害は男性でも最近では見られています。メカニズムは少し異なるのですが、年齢によってホルモンの分泌が悪くなるというのは、男女ともに同様の悩みです。
男性のような生活をしている女性も増えた
バリバリ働く女性だとさらにホルモンバランスが崩れます。男のような生き方をしていると男のような体になってしまうのです。その結果、更年期障害をひどくさせてしまう30代以降の女性も増えてきました。
働き方・生き方も健康状態に大きな影響を与えているというわけです。生活習慣の積み重ねや出産というイベントも。大きな原因だと言われてきましたが、生活様式が変わったことも残尿感に大きな影響を与えているのです。
今のままの生活でいいのか。今一度考える必要がある人もいるかもしれません。会社の中で立身出世をする。本当にそれが幸せなのでしょうか。
男性とはメカニズムが異なる
男性の残尿感品に女性のそれとはメカニズムが異なるのでお互いにわかり合うことはできないでしょう。それでも男性の方が楽だとか女性のほうがつらい思いをしているとかっていう。比較をしても意味がありません。
苦しんでいる人は誰だってつらいのです。パートナーがいる場合には思い切って、こんなことで苦しんでいるんだよと相談してみるも一つのやり方でしょう。
女性には女性の悩みがあります。男性にはわからないかもしれません。男性と女性でお互いにいや争うことなく、お互いの苦しんでいる所つらいところを理解してあげましょう。
女性特有の残尿感については、男性にはない出産というイベント。そして生活様式の大きな変化など、今までになかった要素も見られます。女性の残尿感や頻尿は取り巻く環境によってさらに苦しむ人も増えてくるものと予想されます。