残尿感の改善に突破口がないと思っている方はいませんか。特に医師の大半が毛細血管をなめすぎています。検査でもはっきり写ることがなく、目に見えないのでなかなか信じる人もいません。その毛細血管についてここで確認してみましょう。毛細血管の状態をよくすることで残尿感の改善を実現することは可能です。

なめられている毛細血管

毛細血管をご存じでしょうか。人間の体の99%の血管が毛細血管だといわれています。その名前の通り、髪の毛のように細くて目で見ることもできません。特殊な機械でもなければ確認することはできません。

目に見える血管は、約1%程度しかないのです。薄く見えている血管だけが血管なのではありません。この毛細血管の状態をよくすることによって、残尿感の改善につなげることが可能なのです。

それはもちろん、残尿感に影響を与えているのは膀胱や腎臓の不調です。毛細血管は膀胱や腎臓を取り囲むように網の目のように張り巡らされています。この毛細血管に血液が詰まってしまったらどうでしょうか。思ったように栄養補給もできず、おしっこ出すこともできなくなってしまいます。この毛細血管の調子を整えることが残尿感には重要なわけです。

血液をサラサラに

ヘモグロビンというものをご存じでしょうか。血液の中にあるのですが血液検査で、ヘモグロビンの値が高まってくると病気になってしまいます。糖尿病でもヘモグロビンの値が高ければ高いほど悪いという判定がくだされます。血液の粒子が大きくなってしまうので毛細血管に血液が通りにくいからだとなります。これらは思ったように体が内臓を動かせなくなってしまいます。

だとすると、血液をサラサラにすることが重要です。ヘモグロビンの値が小さくなれば血液の粒子が小さくなったということを意味します。

血液が酸化すれば血液はドロドロになってしまうし、その血液をきれいにすれば血液がサラサラになります。流れのいい毛細血管を目指したいものですね。それは普段の生活習慣、特に食生活が重要となってきます。

血液をサラサラにするために有名なのはタマネギです。抗酸化物質もたっぷり含まれているので、このようなお野菜を食べることが残尿感の改善には重要なのです。

そして適度な運動も心がけてください。全身の血液の流れが良くなれば老廃物を出すことも可能です。運動不足になると血液が停滞してしまい、古い血液が体の中に残ってしまいます。厳しい運動じゃなくて構いません。ウオーキングのような疲れない程度の運動で全身に血液が行き渡ります。デスクワークばかりしている人にはおすすめです。

すぐに病院にかかりましょうという方がいます。しかし、病院で行われるのは投薬治療と手術療法の2種類。まず手始めに投薬治療から行われるのですが、この投薬治療には副作用があります。そして薬を飲んで状態がよくなったとしても、薬が切れてしまったらおしまいです。投薬治療では根本的な解決につながりません。そして手術療法でも一時的に治ったようにみえても、生活習慣の改善を試みなければまた同じように残尿感を引き起こしてしまうのです。

病院にかかることは結構なことかもしれませんが、生活習慣の改善を試みること特に毛細血管の状態をよくすることは自分で行わなければいけません。医師の多くが毛細血管を重要視していません。というのも毛細血管を目で見ることが難しいからです。科学を学んだ人というのは面倒なもので、目に見えるものしか信じないのです。目に見えないものを扱おうとすると、すぐに思考停止か気のせい、不定愁訴の一言で終わってしまうのです。

残尿感と毛細血管の関係について見てきましたが、毛細血管は体中に張り巡らされているため、残尿感以外の他の疾患で悩んでいる人も、毛細血管の状態をよくして、病気の改善につなげることは十分可能なのです。